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【初心者でもOK】イチゴの育て方

甘くておいしい人気のフルーツ「イチゴ」。自分で育てて収穫出来たら、いつものイチゴよりおいしく感じちゃいます。「イチゴを育てるのって難しそう」と思うかもしれませんが、正しい方法を知れば初心者の方でも簡単に育てることができます。

  • 苗から育てる
  • 土はあらかじめ配合された培養土を購入
  • 病気・害虫・鳥被害を対策する
  • 肥料やお手入れを適度に行う

イチゴの種類

1季なり

一年に1度の、5~6月頃に収穫できるイチゴです。四季なりより育てやすく、味がいいのが特徴です。この記事では1季なりを前提に書いています。

四季なり

寒い時期以外は連続して花が咲き、季節を問わずに収穫が可能。追肥をこまめにしないといけないので、手間がかかります。

イチゴの栽培カレンダー

イチゴの栽培は秋ごろの9月~11月に苗の植え付けをします。
冬を越して3月~5月に収穫時期を迎えます。
同じ株を育て続けても、年々実の大きさが小さくなってしまうので、毎年新しい株を育てることになります。イチゴはランナーと呼ばれる長い茎が生えてきます。その先端に新しい株ができますので、そちらを育てることで毎年生産が可能になります。

準備

プランターで育てる場合、一般的なものでも大丈夫です。
イチゴ専用のプランターも販売されており、見た目もおしゃれな物もあります。
プランターのサイズは、20センチ以上の深さがあるものを選んで下さい。
全長ですが、イチゴは株と株の間隔を20センチ以上空けて植え付けをするので、植える株数によりサイズを選んで下さい。

培養土

自分で土を作ることもできますが、手軽にしたい方は市販の野菜用培養土で大丈夫です。
野菜の栽培に必要な肥料などが配合されているので、そのまま使用できます。
また、イチゴ専用の土もあるのでそちらでもOKです。
基本的にはホームセンターなどで売られている野菜用の土であればどれを選んでいただいても大丈夫です。

苗の選び方

イチゴの苗はホームセンターなどで購入が出来ます。夏が終わり涼しくなった10月頃に購入しましょう。
おいしいイチゴを実らせるためには、丈夫な苗を選ぶことが大切です。
状態が悪いものだと枯れたり、花が咲かない・実がつかないなどのトラブルの原因にもなります。

苗選びのポイント

  • 葉や茎の色が濃い緑
  • 葉の数が6枚以上ある
  • 太くしっかりした茎
  • クラウンがしっかりしている(一番重要)
  • 土にカビがない、下はに変色がない

植え付け

定植時は株元の「クラウン」に土がかぶらないよう、気をつけましょう。
いちごは、日当たりの良い環境を好みます。風通しの良い場所で育てましょう。

花が咲いたら

花が咲いたら、綿棒や筆を使って中心の雌しべにまんべんなく花粉がつくように受粉させてください。
受紛後、20日~35日で熟します。
果実を大きくするためには十分な栄養を与える必要があります。
収穫期に伸びてきた蔓(つる)状の芽(ランナー)は株元で切り取るようにしましょう。
​特に、10℃以下の低温期、30℃以上の高温期には着果や肥大が進まないため、株の充実を優先させましょう。

収穫

品種によっても異なりますが、1果房あたり4~8個収穫できます。